大山牧場のゆずれないソフトクリーム

大山牧場のゆずれないソフトクリーム
ショーミな話、新人社員の私はまだまだ商品知識が皆無でして

さまざまな感想はいらっしゃるお客様と何ら変わりません。

で、牧場のソフトクリーム


今日は工房内にワッフルコーンを見つけました

「雨が上がったし、そろそろかなー」という感じで、

お客様をお待たせしないようお天気を眺めながら

数を調整、焼いてはくるくると巻いています



牧場内、ジャージー牛から100メートル、24時間でソフトクリームになる、という驚きは5月のブログに書きましたので

更に今日は当牧場のジャージー牛の育て方について


牧場は経済活動をしていますから生乳を出せない牛は不採算

子牛から乳用牛になるまでの不採算の期間は、牛は育成牧場に受託され

そこで人工授精して妊娠までさせて、出産直前に畜主のもとへ退牧というのが効率のよい酪農の姿です

それは酪農という産業を支えるためのシステムの一つ

酪農は生き物が相手ですから、気候や経営者の暮らし方に合わせて十人十色が正解です



そんな中、大山牧場のジャージー牛たちはずっとここで育っています

ここで生まれて、ここで育って、ここで牛乳出して

さすがに肉処理は他業者さんにお願いしますが

お肉として召し上がっていただくところまでを業としています


当牧場の理念の中では子牛の時代もここで過ごし

最初から最後まで「牛の命をいただく」

それが大山牧場の譲れない部分だということです



そんな牛たちからのソフトクリームに感極まってここで一句


「世の中にソフトクリームは数あれど ただひたすらの無垢 のどに満つ」


上の部分はどっかの常套句ですけどね