さぬきのお砂糖

さぬきのお砂糖
ファンも多かった希少糖ヨーグルトは今月末で生産を停止し、販売も終了しました。
しかしまだまだ、和三盆を使った手作りヨーグルトが楽しんでいただけます。

希少糖とは英語でレアシュガー(Rare Sugar)
カロリーはほぼゼロ
「食後の血糖値上昇を緩やかにする」
「内臓脂肪の蓄積を抑える」
一般的な果糖からレアな希少糖を変換する微生物を
1991年に香川大学の何森教授が農学部の食堂の裏で発見したのだそうで、
まさにさぬきのお砂糖です。

一方、さぬき和三盆の製糖に成功したのは1790年といいますから231年前。
ざっくりいうと高松藩で砂糖の研究をしていた向山周慶という人が、たまたま助けた行き倒れのお遍路さんが薩摩藩奄美大島の砂糖づくりをしていた人で、恩返しに薩摩藩のサトウキビを持ち出し、砂糖づくりを教えてくれたのが始まり。
「お盆の上でお砂糖を三回研ぐから和三盆」というんだそうで製糖に手間暇がかかります。

高松藩が門外不出とした中で、限定的に和三盆の製糖の許可を得た5軒の庄屋さん。
この時の5軒のうち、唯一現存しているのが三谷製糖さん。
その三谷製糖さんの和三盆を使ったのが当牧場の手作り飲むヨーグルト。

古の人々の手から手へ渡り継がれてきた技術の結晶であることに
思いをいたせばいよいよ希少な和三盆糖。
ジャージー牛乳に向けた思いに通じるものがあります。

さぬきはつくづくお砂糖と縁が深い土地なのだなぁと思うにつけ、
和三盆商品の味が増します。

写真は和三盆ロール。330円で販売中。